ネット・ゲーム依存症向けオンライングループ:FiSH(Field of Sharing Hearts)

ネット・ゲーム依存で難しさを抱える方を対象としたオンライングループFiSHの公式ブログです。ネット・ゲーム依存症の当事者や家族の方に向けて、オンラインイベントや依存症についての情報を発信していきます!

ネット依存からの回復

こんにちは~。今年は例年よりも暑さを感じるベニエです。しかし、FiSHも負けてはいられません!なんと!真夏の暑さに匹敵するアツいイベントを、8月23日(日)17:00-19:00に控えています。

ネット・ゲーム依存の当事者や経験者、利用の難しさを理解したメンバーで運営を行っているFiSH🐟が、第2回のイベントを開催させていただきます。当日は、ネットやゲームと今までどう向き合ってきたのか、そして今、どう向き合っているのか、そんな20代の当事者の本音が聞ける時間を設ける予定にしております。

 

その前に・・・当事者の声をほんのすこ~しだけ紹介したいと思います。

 

「ネット依存からの回復について」 @ルイージ

私はまだ完全に脱ネット・ゲーム依存と言える状態ではないですが、治療や通院を始めてから約数年が経ち、最近ではある程度回復してきました。以前の私は『ゲーム中心』といった生活で、やるべき事よりもネット・ゲームを優先しがちでしたし、その度に現実逃避もしてきました。今はその頃とは違い、ある程度自制できた生活を送れていると思います。具体的には、睡眠時間を削らずにネット・ゲームの使用時間の方を削って翌日に備えたり、他の趣味の活動や勉強時間を増やしたりと、ネット・ゲーム中心の生活からかなりの変化がありました。中には勉強が忙しく、ほぼゲームをしていなかった時期もありました。では、ここまでの回復について、どんな試みがあったかというと、それは意識付けと失敗の繰り返しでした。最初はゲーム等をやり過ぎだと感じていても、なかなか止めることは出来なかったし、使用時間も思うようには減らずにいました。しかし、就寝時間を1時間早めたり、家族と外出する機会を増やしたりといった試みを続けていくことで、ネットやゲームをスッと止める事への耐性を付けていきました。数年の間『小さな変化』を続けたことで、私は今こうして生活できています。今の目標は、一度失敗した進学と、それに向けた学業を生活の中心にする事です。

 

いつも冷静沈着、自分と向き合うのがとても上手、そして何より昆虫採集のプロでもあり博士🐛そんなルイージが、今回は「ネット依存からの回復について」という題で、読者のみなさんに執筆してくれました。葛藤を向き合いながらも小さな変化を積み重ね続けたことが、彼にとっての命綱だったんじゃないかな…。そんなことを感じました。

 

もっと詳しく聞いてみたい!あるある、と共感できた!いや、わかっとーねん、でもネットやゲームとうまく付き合っていくのは難しいんやで。どれか一つでも共感のできた方はぜひ、以下のGoogleフォームからお申込みください。

FiSHみんなで、みなさんの参加を心よりお待ちしています。お聞きしたいことがある方はメールでのお問い合わせも受け付けておりますので、ぜひご連絡ください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd7aNEEVorfXCwqp2uMs5elWOM0mpfD_S8EirynlnIYKwFhSw/viewform

 

ベニエ